名古屋を拠点に活動するジョセフ・アルフ・ポルカ(joseph alf polka)のCD-R新音源「天声人語」(tenseijingo) 彼らのライブ会場と一部の店舗で入手できますが、デジタル音源はiTunesでリリース。
真っ先に某新聞のコラム名が浮かんでしまうタイトルも気になる所ではありますが、東京で彼らのライブを観る度にどんどんアクティブな印象へと変わっていてそんな最近の弾けっぷりをそのままパックしたような感じだ。昨年リリースされたs/tのデビューアルバムとはまた少し違いアグレッシヴなポップさが際立っている。もちろんまだ残っていながらも、始めの頃に持っていたどこかミステリアスで夢みごこちな感じがどんどん薄くなりつつある事に少し寂しい気もしますが、現在進行形でこちらのイメージを覆してくれるのは楽しいしリアルタイムで聴く醍醐味だと思う。そんな事を抜きにしてもポップでキャッチーな#1 "虫のしらせ"には素直に心が躍るし、#2 "かわいいねこ"はまどろみ要素をたっぷり含んだメロディーが魅力。初期音源にも収録されていた#4 "ゴーストタウン"も躍動感が増してより今のイメージにフィットしている。そして各曲の個性がよりくっきりとした輪郭を持っている感じだ。ちなみに#6 "TOKIO"は誰もが聴いた事のあるあの曲のカバー、かなりしっくりハマっています。(※iTunes音源には未収録)—————————————————————————————————————————
*ライブ会場 : CD-R
*iTunes : Digital [released]April 26, 2014
—————————————————————————————————————————
No comments:
Post a Comment