2011-06-25

Extra Happy Ghost!!!/Modern Horses LP


カナダのカルガリーのエクスペリメンタル、ローファイ・ロックバンドExtra Happy Ghost!!!が7月26日に'Modern Horses'LPをSaved by Radio/Saved by Vinylからリリース!!これまでに同じ所から2009年にEPをリリース、2010年には同じくカナダのLab Coastとスプリットを出していたりするみたいですがあれ、カルガリーってまさか…今回このLPは同郷のChad VanGaalenがプロデュース!昨年の秋に彼のスタジオ、Yoko Eno studios(名前が謎です)でレコーディング。そしてアルバムから"So at One"が公開&ダウンロード出来るんですが、めっちゃ良い感じ!!ローファイソングかと思いきや後半がやけにふわふわと実験的な流れになってるのがクセになります。バンド名に Ghostが入ってるだけある雰囲気。これ聴くとアルバムも断然楽しみ!!

Extra Happy Ghost !!! - Sympathy for the Moron

これは2009年のEP 'How The Beach Boys Sound To Those With No Feelings'からの曲。途中のギギーっとノイズっぽいのがアクセントで良い。このビデオの意図の分からなさ加減も好きです(笑)バンド名の「!」は必ず3つなんでしょうか。exclaimでリリースは発表されたけど、レーベルではまだ出てないみたい。(※6/25現在)

6/18 乍東十四雄 企画 「FLASH」@南池袋ミュージック・オルグ

先週6月18日、南池袋ミュージック・オルグで乍東十四雄 企画 「FLASH」を観てきました。08年のフジロックにも出演した事のある伊豆のバンド、乍東十四雄(さとうとしお)がツアーで知り合ったバンドを呼んで東京でライブを行うという企画で、普段東京であまり観れなかったりするので、本当に行けて良かったです。
乍東十四雄は観ててとってもハッピーな気持ちになりました。最後の曲も盛り上がりも凄くてキラッキラしてる。ちなみにバンド名は友達のお父さんの名前から取ったそう。…すっかり調味料の方かと思い込んでました (笑)福岡のbctnxはエモーショナルなボーカルが熱くて良かったです。時に繊細なギターの音がカッコいい。新曲もやってたのかな?

そしてすっかりファンになってしまった2バンド。
まず、トップバッターで演奏をした長野の4人組、ミタメカマキリ。いや、まず名前がいい。1曲1曲はポップなのに普通に聴こえない感じ。たまにふっと不穏な空気、でもいい塩梅にゆるさもあるのがカッコいい。色んな要素が散りばめてあって思わず観入ってしまいました。ライブ後、CDRの音源を買ったのですがこれもまた良い!!こうやって聴くと同じ曲でも違った印象に聴こえるなぁ。
動画を探したのだけど見つからず…音源が聴けるのはマイスペだけなんでしょうか?


 昨年のインタビューも発見!!↓ってかジャムセッションで曲作るんだ…すご!

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そしてこちらも4人組で07年に結成された名古屋の ジョセフ・アルフ・ポルカ。元々このバンドが観たくてこのイベントに行った訳なんです。前に一度マイスペで偶然発見し、ずっと気になっててライブを観たかったので念願かなったりです。JET SET下北沢店で1stCDRも入手して聴いてたので楽しみにしてたんですけど、めっちゃ良い!!生で聴くと濃さが倍増というかかなり夢見心地な感じがかなりツボだったんだけど、ゆったりしたいる様だけど、ちらっと見える高揚感がなんとも素敵。一度聴くとしばらく頭に流れてます。ジャケもメンバーが書いているようなのでもうトータルで世界観が表現されてる!MCでバンド名をよく間違えられると言ってたのですが、私も間違えてツイートしてしまいました…(汗)まさか自分が…もう間違えません!!



2011-06-18

Polaris Music Prize 2011 Long List

カナダの音楽賞で2006から行っており今年で6回目、カナダ版マーキュリー・プライズとも喩えられる、ポラリス・ミュージック・プライズ(Polaris Music Prize)の今年のロング・リストなる40組が発表になりました!!

これはカナダ出身のアーティストのみ対象。ジャンル・セールスは問わず、音楽の芸術性を審査して今年の1枚を決めるというもの。なので新人、中堅、ベテランもあまり関係無いようです。ロング・リストの40組が発表になった後、7/6にさらに10枚まで絞られてショート・リスト、その中から9/19に今年の一枚が決まるというもの。賞金は2万ドル!去年はKarkwa、一昨年はFucked Up、その前はCaribouとさらにFinal Fantasy (現Owen Pallet)も受賞しています。なんかいい意味で誰が取るか分からない感じがいい。
2011年と言っても去年下半期〜今年上半期までが対象期間みたい。このリストをパッと見るだけでもかなり濃い感じですが、よく見ると、わ!このバンド入ってる!!と喜ぶ反面、あれ!?何で入って無いの!?という意見も沢山。個人的にこのロング・リストに入るだけでも良いと思うな〜

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ここからは独断と偏見で…いや、ただ単にめっちゃ好きなバンドが沢山入ってたので嬉しいとゆう…(笑)

Black Mountain / Wilderness Heart 
サマソニで初来日となるバンクーバーのBlack Mountain。夏にがっつり聴きたいなぁ〜カラッとしてて風通しが良い!過去にもノミネートされてるしJuno Awardsも受賞してるので実力十分と言った所でしょうか。サマソニが深夜の時間帯なのが少しもったいない気も。マリンでどーんと見たかった…

Black Mountain - The Hair Song 


Braids / Native Speaker
カルガリー出身、現在はモントリオールで活動する男女4人組Braidsのデビュー作。カナダ本国でもかなり評判なようだし、芸術性とかもはっきりしてるからショート・リストも入るんじゃ…と期待してます!7/27に日本盤も出るのでライブが本当に観たいです!!HPもでーんと出来てる!COCOHEART RECORDS :Braids 

Braids-Plath Heart


Diamond Rings / Special Affections 
fromトロント。風貌がいかにもー!!でクール感じのJohn O'Reganによるソロプロジェクト、Diamond Rings。メイクが毎回すごいです。 キングストンのデュオPS I Love Youともツアーをしたり、スプリットを出したりと交流が深いようですがなんと彼らもリストに入ってます!

Diamond Rings - Wait & See 

 Malajube / La Caverne
  去年のKarkwaに続くか!?フランス語で歌うモントリオールのMalajubeの4枚目。いや、ジャケはともかく彼らの最高傑作では?と思うほどの充実したアルバム。いい感じに脂がのって来てる気がします。余談ですが近年Vo/Gのジュリアンはこういうのは8割方フードかぶってきます(笑)

Malajube - Le Blizzard

 
Women / Public Strain
 個人では結構色んなとこで活動してバンドとしては現在活動休止中(?)なカルガリーの4人組、Women。デビューアルバムもリストに入ってたので今回は2度目。これが貼りたかっただけでしょ!と言われたらそうなんだけど今年異常に聴きました。大好きです。珍しいですがオフィシャルビデオが無い彼ら。(PV嫌いだから?)唯一ピッチフォークで発表されたライブ映像が本当にカッコいい。
…ん、もしも、ショート・リストにも入ったら受賞発表ん時どうするんだ?会場行くのか?

Women-Eyesore

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あとやはりAustraは最近かなり気になります!The Dears、Young Galaxy、Colin Stetson、Dirty Beachesも入ってて嬉しいし、Neil Young、Ron Sexsmith、Arcade Fire、Starsなどの有名所もがっちり入ってる。

でもリストを見て個人的に一番びっくりしたのはChad Vangaalenが入って無い事!!なぜ?なんなら受賞できるぐらいかと…おおげさに言うと最近のカルガリー代表的なポジションだよね?一瞬下半期なのかと思ったけど違うみたい…芸術性もあるし、音楽も極めてると思うんだけどなー。腑に落ちないなぁ…本国でも結構ショック!って意見多そう。あと、Tokyo Police Clubには入って欲しかったけど…Wolf Paradeが入って無いのもちょっと驚きだよ!

このロング・リストを見て今まで聴いてなかったバンドを聴いてみるのも良さそう。気になってたの沢山あるし。次のショート・リスト10組もどうなるか…楽しみ!!

2011-06-11

Dine Alone and Friends "Summer 2011"

カナダのトロントのレーベル、Dine Alone Recordsから18曲入りのDine Alone Records and Friends Summer Samplerがフリーダウンロード出来るようです。
こちら


Dine Alone & Friends Summer Sampler by Dine Alone Records


Tokyo Police Club,The Pains of Being Pure At Heart ,(カナダだとここからリリースなんだ!)Dinosaur Bones,などなど所属バンド盛りだくさん!こういうコンピは聴いた事のないバンドを知るいい機会になるよな〜そしてもちろん!!モントリオール出身のトリオParlovrも入ってるんだけどこの「Chucka Chucka」って曲が滅茶苦茶良い!新曲…?Hell/Heaven/Big/LoveEPには入ってないけど同時期なんでしょうか?


明るくってやけににぎやかだけど、時折グランジっぽい要素がほのかにするParlovrの特徴が炸裂してる。楽しい。マイスペで自らの事をsloppy pop(ずさんなポップ)と形容してるのもなんとなく頷けるなぁ。始めなんでDine Alone Recordsなんだろ?って思ったけど、このサンプラー聴くと合ってる気がする。
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 これは1stの曲「Pen To The Paper」のPV。これもイメージ通りなにぎやかさ!!

Parlovr - Pen to the Paper from *safe solvent™ on Vimeo.




さりげなくA Take Away Showにも出演済み。前にブログで載せたのとは別曲の。Hell/Heaven/Big/LoveEPから「Hell/Heaven」

Parlovr - Hell Heaven - A Take Away Show from La Blogotheque on Vimeo.



そろそろ2nd期待しちゃいます!!
Parlovr-Myspace





2011-06-08

Welcome To The West:Chad VanGaalen,Friendo

ライブ、セッション映像を毎週火曜(?)に公開しているカナダの音楽サイトWelcome To The Westで過去にアップされた沢山白黒のライブ映像が観れますが、その中から2つほど。どちらもカナダ、カルガリー出身。日にちがよく分からないのですが最近?
まず先月にニューアルバムをリリースし、今月15日に日本でも4th「Diaper Island」がリリースされるChad VanGaalen。のライブ映像!

Chad VanGaalen - I changed my name

ライブだとバンド編成だったりするみたいですが、これはドラムまで完全に1人でこなしてます。すごー!!彼の場合は音を重ねるよりか、いっぺんに弾くタイプ?音が普通にバンドっぽい(笑)
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続いてMichael Wallace(Azeda Booth、Womenのドラマー)Henry Hsieh、Nic Greedyの3人からなるFriendo。過去には「Cold Toads」という作品をカセットとヴァイナルでリリースしていたようですが、この曲は今年の1月に出したWomen / Cold Pumas / Fair Ohs / Friendo Split 7"に入ってる曲。Vo.Nicoleの声が甘めじゃないのが良い。本来ドラマーなMikeがめっさ真剣にギター弾いてる。(この映像ではないけど歌も担当)素朴めだけどそこがまた良いな〜。って、最近事あるごとにこのスプリットを出してきてる気がするぞ…

Friendo - Pass Times

さらに最近アップされたGermanic PanicのビデオはMikeとHenry作らしい。というかバンドのfacebookの基本データによるとこの2人Monkeyというバンドで一緒だったのか。しかもHenryは前はギターとベースでこのバンドで初めてドラム弾くのか!なるほど〜。でもこの曲もいい感じ!!
最近はライブもよくやってるみたいだし、7月にはCold Pumasとツアーに出るみたい。

Friendo - Germanic Panic


(背景が何故か鰯??)

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ブログ引っ越しました〜!!

08年からの「はてな」でのブログからBloggerに移行して続けたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします!!名前は以前と変わりません。旧forgotten hallのページもそのまま残しておきます。