2011-12-30

My Favorite Albums (and EP) of 2011 Part2

Part1の続きです。この10作もかなーり愛聴してました!でもこちらは完全に好きな度合い順になっております。
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10. Still Corners : Creatures of an Hour
ロンドンの4人組によるデビュー作。ささやく様なヴォーカルに幻想的なサウンドが曲の隅々まで溶け込んでいて、感覚まで麻痺してきそう。まるで時代までもが飛ばされていきそうになるトリップ感。サイケデリックでドラマチックな夢心地。このままずっと聴いていたくなります。ひやっとした雰囲気で一度入ると想像以上に深く魅了されます。個人的に最近この系統の新しいバンドに出会って無かったのでなおさらでした。オルガンの音色の感じなんかももうツボ。


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9. Unknown Mortal Orchestra :
Unknown Mortal Orchestra
始めて聴いた時からがっつり心を鷲掴みにされたサイケ・ポップ。現在はアメリカ、ポートランドの3人組。始まりはニュージーランドのMint Chicksのメンバー、Ruban Nielsonがポートランドに移住して結成したバンド。なので全くの新人バンドとは言わないかもしれない。良い塩梅に脱力感があってアルバム全体もセンス良くまとまっていて軽やか。でも決して一本調子では無くて曲によってはファンキーさが全面に出てたり、急に飛び出すアグレッシヴな感じが盛り込まれていて良い。聴けば聴くほど味がある。
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8. Shimmering Stars :  Violent Hearts
バンクーバーのShimmering Starsのデビューアルバムはリヴァーヴのたっぷりかかった瑞々しいグッドメロディとハーモニーで溢れている。音としては50〜60年代のレトロな音楽がベースとなっていて目新しく無いけど、ここまで全て安定して良い曲揃いだと自然と聴き込んでしまう。でも聴いていくうちにやや歪んだ部分(主に歌詞)があるに気が付く。そういったある種の繊細さとのギャップがまた曲の良さを引き立ててる感じもする。ビデオも2つ発表されましたがどちらもその感じが見て取れるかも。

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7.The Dodos : No Color 
The Dodosの4枚目となるアルバム前回トリオだったのにまた2人に戻ってる。(ライヴではWomenのChris Riemerがサポート)が、力強さは増すばかりでギターとドラムの絡みがとにかく凄い。パワプルでキレもあってここまで来るともう、阿吽の呼吸と言うのだろうなと思う。高ぶる曲もあればしっとり滑らかな曲もぐっと引き込まれます。アルバムではヴォーカルにNeko Caseも参加していてさらに華やかな印象もプラスされている。にしてもカナダのバンドと接点多い気がするのは偶然なんでしょうか。


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6.Extra Happy Ghost!!! :
Modern Horses
過去にEPやスプリットを出し、カルガリーで活動するExtra Happy Ghost!!!のフルアルバム。出だしからエクスペリメンタルローファイサウンドが満載。バンド名と雰囲気が完全に一致しています!と言いたくなるほんの少しのノイジーさにフィルターのかかった様な浮遊感。そしてプロデューサーは同郷のChad VanGaalen。お互いがファンだった事が発覚したのがきっかけだった様でまさかの展開と言ったところでしょうか。感覚的には共通点ありそうだけど。(CDのクレジットによると#6 Feeds Wolves Luckでコーラスで参加している)実験的なだけどほっこり暖かい気分になれるのが素敵すぎです。


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5.Odonis Odonis : Hollandaze
トロントのDean Tzenosを中心とする3人組Odonis Odonisのデビューアルバム。全編に渡って脳に直接響く様なサイケ・シューゲイズの嵐。全体的に漂うダークな雰囲気も良いのですが、サウンドの中にメロディがさり気なくしっかりしているのが見え隠れしているのが良い。例えるならスプリットの頃は「遠くの方が霧」で、このフルアルバムでは「自分の周りが濃霧で囲まれている」と言った感じで強く印象に残ります。要するに曲の輪郭がぐっと明確になってきてアルバム全体もかなり充実しています。
#1 Hollandaze

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4.Atlas Sound : Parallax
私はDeerhunterにハマってからAtlas Soundを聴き始めたやや出遅れなのですが、今年の1月にライヴを観た時もかなり圧巻でした。Deerhunterと近くはなってる感じだけど、やはりよく聴くと全然違うしAtlas Soundの方が印象としてはむしろカラフルで、自由度が高い様にも感じた。ファン目線だし、こういう事をサラッと言うのもなんだけどやっぱ天才だよなぁ!思った。このアルバムでなんだかどこか暖かい表情がある様に思えたのも、今年1月に亡くなったBroadcastのTrish Keenanに捧げられていると知って凄く納得した。

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3. Thee Oh Sees : 
Carrion Crawler / The Dream
毎年ハイペースでリリースし続けてるのに内容濃いし、個人的にいつもはずれが無いThee Oh Sees。今年リリースしたもう片方のアルバム「Castlemania」の方も凝ってて凄く好きなのですが、こっちはまた雰囲気が違ってキャッチー&ヘビィ。Lars Finbergが加入してドラマーが増えるという新たな試みも(曲によってはギター)効果抜群に決まってます。音により厚みが加わって、#4 Chem-Farmerの様な曲もインストなのにツインドラムならではのタイトさと緊張感がなんともカッコいい。というか全曲カッコいい。
Thee Oh Sees - The Dream by Audiopleasures

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2. Each Other : Taking Trips
先日ブログにも書いた現在はモントリールで活動しているEach Other。今年の10月にリリースし、分類的にはEPともミニアルバムとも取れるこの「Taking Trips」はハーモニーにもさらに深みが増し、曲の至る所にアイデアが散りばめられていて、明暗する曲調はまるで雲が流れている時の天気の移り変わりの様。それをまとめるパワフルでタイトなドラムも良いバランス。以前のバンドの曲も文句無しに好きなのですが、 よりシンプルでユニーク。個人的にこのわくわく感は滅多に無いです。彼らの現時点での集大成的な傑作だと思う。
#5 Odd Body of Water
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1. Chad VanGaalen : Diaper Island 
カルガリーのSSWまたはプロデューサー・アニメーターとマルチに活躍するChad VanGaalen。アルバム序盤のゆったりとした展開もほっこり良いのですが、中盤あたりから突然何かが歪んでるサイケ・フォーク感が炸裂していて最高です。4枚目の今作は若干さっぱりしているので好みは分かれると思いますが、(もちろん過去3作も好きです。)アルバム全体の流れが断固一番好きなアルバムです。よくよく聴いてるとふっと違う次元に行ってしまいそうになります。ジャケやビデオも毎回当然のごとく自作なのも凄い。


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いい感じの位置にEPっぽいのもありますが、あんまり好きなもので…かまわず入れてしまいました!少し反則かもしれません(笑)こうやって自分で書いてて好みを再認識した次第です。
その他へと続きます↓
song/live/2011

My Favorite Albums (and EP) of 2011 Part1

文章力が無さすぎなので、今まではしませんでした…初です。こうやって書くと自分の中で1年のまとめが出来てスッキリするんですね(笑)家の大掃除の方はまだ全然スッキリしてないですけどね!
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20. Malajube : La caverne
過去に来日もした事のある、歌詞を全編フランス語で歌うモントリオールの4人組の4枚目のアルバム。前作は若干ダークな雰囲気が強い様に思えたのですが、今回はリードトラックで公開されていた#1 Synesthésieから初期の様なポジティヴさが復活していて良い。でもお得意のドリーミーさと不思議系な部分はしっかりと健在しているので安心。もう、どこを取ってもMalajube。パワフルなサウンドも安定感があって動と静のバランスも丁度良い。また来日して欲しい。
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19. Deadhorse : Deadhorse
念のためテキサスのバンドでは無く、カルガリー男女5人組のデビューアルバム。やや渋めで実にサイケ・ガレージ色の強い音なのですが、メインヴォーカルによって曲の表情が全く違うのが少しびっくりしました。バッキバキのロック&ブルースな曲もあれば、スロウで浮遊感がサイケデリックさ全開な曲もあってバラエティに富んでます。伸びのあるヴォーカルに芯が強いサウンド。基本的に古き良き的な雰囲気がしますが、(ビジュアル的にも)#6 I'm a Lawyerではモダンな側面も見えてさらに幅が広い。特に好きな曲です。

Deadhorse - Cushion from Welcome To The West on Vimeo.

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18. Fair Ohs  : Fair Ohs 
夏の時期にかなり聴きました。ロンドンのトリオFair Ohs。前から何回も言ってるのだけど、主な特徴としてはトロピカルなのにごつい。元はハードコアバンドだったというのが納得。なんでこういう路線になったか知りたいです。合わなそうでマッチしすぎな組み合わせ。イギリスのバンドっぽいと言うと語弊があるかもしれないですが、メロディーに夏の終わり、もしくは憧れの様な切ない雰囲気があるように思えます。なので太めのベースラインに思わず小躍りしたくなるにぎやかなサウンドでありながらも案外まったりする。

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 17. Young Galaxy : Shapeshifting
Young Galaxy3枚目のアルバム。彼らも初期の頃はバンクーバーで活動していましたが、現在はモントリオールで活動してます。(そのパターン多い気がする。)やや中性的なヴォーカルに力強く躍動するリズムが染み渡ります。壮大でどっしめのサウンドですが、水面の反射のみたいなキラキラ感が幻想的。じっくり聴いていると音も細かい部分とかまでもが洗練されてる所が好きです。このジャケの様に自分が水の中に居て、どんどん深い所にハマっていく心地よさ
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16. mavo : EP 
今年の4月にbandcampでリリースされたモントリオールのバンドmavoの6曲入りのEPでレコーディングされたのはDigital Bird Studio。清々しい気分になるギターサウンド。どの曲もアグレッシヴかつタイトでカッコいいのですが、その反面キメ過ぎない丁度良いゆるさも合わせ持ってる感じがします。90年代の良い部分をぎゅっと凝縮した様なポップさも素敵。ちなみにVo/Gは大阪出身のMitz Takahashiさんです。なので、#2 昼寝は歌詞も日本語だったりします。高橋さんは家具も作ってるみたいでめっさオサレ。
#1 Pay as You go
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15. Nurses : Dracula
タイトルも"ドラキュラ"からして個人的にかなりツボだろうと思ったらまさしくでした。アメリカはポートランドのバンドNursesのセカンドアルバム。#1 Fever Dreamsの出だしからして浮遊感がどっぷりで良いです。今のバンドらしい音響感もあって、まどろみサイケ・ポップ。響くパーカッシヴなリズムにヴォーカルが伸び良く合わさって、どこか神秘的な雰囲気も醸し出してます。あとこれは全く関係無いのですが、これを聴きながら皆既月食を観てたら非常にマッチしてました。深い夜のイメージがする。

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14. James Blake : James Blake
初めてちゃんとJames Blakeを聴いたのは実はラジオで#6 Limit To Your Loveが流れた時だったのですが、ダブステップとか全然知らないのにかなり印象に残っていや、これは凄い!と勝手に感動してしまいました。後でよく考えたら、私を含めたそういう全然違うジャンルを聴く人にも響くのは曲のセンスの良さもあるだろうけどヴォーカルの力なのかなと思った。と、いうのを10月にライヴを観て尚更思った。もちろんバンド編成になった時の凄さは今年一番の衝撃だったかも。ライヴ観た後に聴くとまた印象変わった。

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13. Braids : Native Speaker
元カルガリー、現在はモントリールの男女4人組Braidsのデビューアルバム。本国でもかなり注目されていて今年のPolaris Music Prizeのショートリストにもノミネートされている。澄んだヴォーカルに飛びかう実験的なサウンド。一音一音が光を発している様な高揚感が素敵です。水の流れてる音も入ってたりするせいか、すごく自然で周りの空気にすっと溶け込む身軽さ。それでいて壮大さもちらりと見えるので、次のアルバムも楽しみ。ちなみにこの次に出したPurity Ringとのスプリットの曲もかなり良い。


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12. Dirty Beaches : Badlands
モントリオールのAlex Zhang Hungtaiによる1人プロジェクトDirty Beaches。始めの頃アナログ盤が欲しくても売り切れでなかなか手に入らなくて、ようやく買えた時は超嬉しかったです。今はいつの間にかCDもあるんですね。今年のPolaris Music Prizeのロングリストにもがっつりノミネートされてます。タイムスリップしたかの様な渋いサウンドが格好良さ過ぎです。ロカビリー的な要素もある気がします。始めはダークなイメージだったのですが、聴いてるうちにそうでも無い感じに思える。ジャケもビデオも毎回クールです。


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11. The Antlers  : Burst Apart
今年の2月にLocal Nativesの来日時に前座として出演したThe Antlersのライヴを観たのですが、凄かった。おそらく20分ほどで短かったけど、熱演していてサウンドの奥深さがとっても印象に残ってる。(その時は失礼ながらほとんど聴いた事が無かったのですが…)でもその後5月にこのアルバムを聴いた時はもっと凄いと思った。全体的に音は優しい感じだが熱を帯びていて想像したよりも深いイメージ的に白昼夢とか言われそうで、確かにそうだと思うけどもっと現実味があってがっしりしてる気がする。今度はぜひ単独で観たい。

The Antlers:  Every Night My Teeth Are Falling Out from Blake Patrick on Vimeo.


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と、ここまではこんな感じです!正直ランクを付けるというのがやや抵抗があるタイプなので、20〜11の好き度は同じぐらいです。ってそれ言ったら元も子も無くなってしまいますが…(笑)あとここに書いてないのではGirls NamesとGauntlet Hairもハマりました。 James Blakeは「Enough Thunder EP」もかなり好き。

Part 2に続きます↓
My Favorite Album (and EP) of 2011 Part2