#2 "Rough Palms"などでみられる転がりながら疾走するアップテンポの曲は緊張感のあるタイトな面が光る。逆に#5 "Burnt"や#7 "Discolouration"などのまったりとした曲では暖かいメロウさがひと際目立つ。どちらでも言えるのはアルバム通してとにかくメロディが美しい。決して勢いや雰囲気だけでは無く、繊細な音の重なりや間によってシンプルながらも全体の印象はミニマルとも言えるようなポップさ。 軽やかな音色がほろほろと崩れて音像として強い印象を受ける。元々始めはトリオで活動していた様ですが、メンバーが増えギターの音色も増えた事によってハーモニー感がぐっと増したのでは。
油断していると#4 "Stoop"などは途中から急展開してユニークで不規則な要素も魅力。ある意味若干ポストパンク的な部分も感じられる。
メンバーはまだ
といった感じで、1つのバンドに収まり切らない創作意欲がすごい。今後も引き続き注目したい所。
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*bandcamp : Digital[released]July 29, 2013
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