Androgynous Mindではフリーで音源も発表。今年のSled Islandにも出演していました。と、最近ぱったり話を聞かなくなったと思ったらなんとまた別の新しいバンドを結成したというニュースが。しかも今回は初ライヴ、アルバムリリース、ツアーまで決まっているという具体的な感じ。(情報元 via : Molars)その後bandcampページも出来てデジタルは先行で公開&購入出来ていましたが、今月26日にカセットリリース、その後LPもリリース予定。ちなみにバンドメンバーはバンクーバーのいくつかのバンドが絡んでいます。そしてクレジットによるとミキシングはなんとWomen時代から縁が非常に深いChad VanGaalen。
このデビューアルバム「Tatlashea」は前衛的である種つかみ所の無いダークな空気感が漂いつつも、ふっと唐突にうっとりする様な美メロが繰り出される。特に#3 "Holding The Devil's Hand"は出だしのギターからほろりと解れる様な美しいメロディライン。ヴォーカルも複数いるのかハーモニーもさらに際立つ。しかし一転、#5 "Assassination Reality"では加熱するダイナミックなバンドサウンドが展開されている。アルバムのラスト#8 "Promise Of Loneliness"は暖かなニュアンスすら感じられる。メロディはもちろんの事、それぞれの曲が持つ雰囲気のインパクトは強くそれでいて表現は繊細。所々に滲みでる儚さが胸を打つ全8曲。
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* bandcamp : Digital/Cassette/LP [released] December 26, 2012
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Cindy Lee - Holding The Devil's Hand
Cindy Lee - Assassination Reality
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リリース前に公開されていた、#3 "Holding The Devil's Hand"のデモ音源。暖かさと寒さが混ざった様な感じでカッコいいです。でもすでにメロディーは完成されていてます。
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