2012-06-08

シャムキャッツ / GUM


2007年頃から東京を中心に活動する4人組、シャムキャッツの昨年の11月にリリースされた8曲入りミニアルバム「GUM」。アルバムと銘打った物としては2009年の1st「はしけ」以来ですが、その間にデモシングルシリーズや、シングル「渚」「サマー・ハイ」と次々に作品を出し続けている。
8曲ながら大充実な内容で聴いていてとにかく楽しい。多様な要素が交差する深さ、それらを自分のスタイルに置き換える身軽さもある。またそういった音楽的な魅力に加え、同じ位強く印象に残るのはやっぱり歌詞。 聴いているとふっと気になってきて強烈なメッセージというより、じわじわと確実に心に残る様な感じが聴くほどにハマります。多分このぐっと来る歌詞のポイントは聴く人によって違うんだろうな。と勝手に推測。
自分もそうでしたがさらにファンになったのが、彼らのライヴ。巧みに絡む2本のギターに安定感抜群のベース。ダイナミックでスパッとキレの良いドラム…と、音源を聴いても分かる演奏力はもちろん、実際ライヴで聴くとそれよりダイレクトに熱が伝わってきてコーラスも際立ってると思った。(ライヴ会場限定でスタジオライヴ盤も今年にリリースされている)
震災後にリリースされた作品ですが、全体を通して肩の力が程よく抜けた風通しの良い雰囲気に見え隠れするセンチメンタルとユーモアがとても素敵です。


*POT:CD[released]November 23, 2011(official HP)
iTunes / ototoy : Digital[released]November 23, 2011


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