2012-04-13

Papier Tigre / Recreation

Papier Tigre フランス、ナントのトリオ。今年の3月にリリースされた「Recreation」は3枚目のフルアルバム。ポストハードコアと例えられている様に、ベースレスのバンドながらもその音の分厚さや、硬質で変則的にうねる2本のギターの絡み、それにタイトで鮮やかなドラム、さらにはパーカッションで一体となって耳に迫って来る。2009年には来日も果たしていてその時に下北沢のシェルターにてライヴを観たのですが、音源同様にむしろそれ以上に演奏力が圧巻で鳥肌もの。
もうすでにスタイル的には完成されているのかなと思ってましたが、まだまだこんな物じゃ無かった。さらに演奏の上手さ、いや「巧さ」はさらに凄みを増して、自由自在な躍動感が心地良い。今まで気が付かなかったのか、より個性が前に出てきたのかどちらかといえばアメリカ、特にDCサウンド系の〜と比較されてたのに加え、センスの良さがキラリと光る。その辺りのオサレ感がフランスなのかなと思った。それでいて初めから最後まで爆発力を保っていて潔い。またライヴが観たい!
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[released] March 1, 2012


 


1曲目の" I'm Someone Who Dies"ビデオが凝ってて可愛い。

あと、これは余談ですがリリースした Africantape(イタリア)のリリース写真が面白い。サイトトップでCDやLPがアートっぽく破壊されてる写真が。(笑)Papier Tigreはジャケに合わせて砂に埋もれたりします。

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