2012-07-07

The Intelligence / Everybody's Got It Easy But Me


8枚目のニューアルバムをリリース、他これまでに沢山のシングルやスプリットなども出しているLars Finberg(元A Framesのドラマー)率いるThe Intelligenceシアトルから最近はロサンゼルスに移動した様です。メンバーは入れ替わりが激しいながらも、活動歴は長く結成は1999年。現在はやや不明ですが中心人物のLars FinbergThee Oh Seesのメンバー、Wounded Lionでも演奏したりと色々な所で活躍している。
毎度おなじみながっつりガレージ/パンクな要素にどこか不穏なイメージ、でも結果キャッチーでポップさはキープ!がやっぱりカッコいい。前作2010年の「Males」では畳み掛ける様な勢いだった印象だったのに対し、それぞれの曲がおのおの主張してる雰囲気。ほぼアコースティックの脱力感が良い#4 "Techno Tuesday"、アルバムの他の曲でのコーラスや特に#10の"Little Town Flirt"ではソウルフルな女性Voを前面にフューチャーしていたりと良い意味で質感が異なる感じもする。しかしそれもそのはず。よくクレジットを観てみると、曲によって参加している人、つまりはゲストって事だと思うが様々で固定されて無い。ここでさらっと挙げただけでもThe SandwitchesのHeidi Alexander、Thee Oh SeesのJohn DwyerとBrigid DawsonRed AuntsなどのメンバーだったLeslie Ishino、さらにThe ShinsのDave Hernandezなどなど。そのためアルバムで展開が読めない楽しさがあったりもする。でもなぜか逆にシンプルめにまとまっていて、今までの交友関係やキャリアあってこそのさすがの充実作。
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In The Red Records  : LP, CD[released] May 29, 2012 

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